スパイクタンパクに結合することで、細胞内への侵入が防がれる

クルクミンが、スパイクタンパク(トゲトゲ物質)の特定の部位にドッキングすることで、ウイルスの細胞侵入を阻害する可能性が明らかに

カメ爺

スパイクタンパク質は、宿主細胞に侵入するために重要な役割をしており、特にアンジオテンシン(AGE2)という受容体に結合することで、細胞内に侵入すると言われておるそうじゃ!

カー君

トゲトゲ物質が細部内に侵入する手がかりなんだねェ!

カメ爺

ターメリックの活性成分クルクミンが、スパイクタンパク(トゲトゲ物質)の特定の部位にドッキングすることで、ウイルスの細胞侵入を阻害する可能性があると言われているんじゃ!

出典
PubMed(米国国立医学図書館 国立衛生研究所)
2021;10(1):44

所属

・マニパル大学ジャイプール校化学学部、ジャイプール、ラジャスタン州インド。

・バイオテクノロジー部門、ヴィニャン科学技術研究財団、アーンドラ・プラデーシュ州、インド。

クルクミンとCOVID-19タンパク質の分子ドッキングとダイナミクス研究

抽象的な

コロナウイルス病 2019 (COVID-19) は、プラス鎖 RNA ウイルスである重症急性呼吸器症候群コロナウイルス 2 (SARS-CoV-2) によって引き起こされます。

SARS-CoV-2 ゲノムと SAR-CoV-1 との関連性は、ベータコロナウイルス科のメンバーの種類に応じて約 66% から 96% まで異なります。

クロロキン、ヒドロキシクロロキン、イベルメクチン、アルテミシニン、レムデシビル、アジスロマイシンなど、いくつかの薬剤が臨床試験で検討されているため、これらの薬剤の独特の抗ウイルスメカニズムを見つける必要性が本質的にありました。

天然の生理活性分子であるクルクミンは、さまざまな疾患の治療効果があることが示されており、COVID-19 に対するその効果も現在調査されています。

この研究では、さまざまな SARS-CoV-2 タンパク質を標的としたクルクミンの結合可能性を示します。

スパイク糖タンパク質(PDB ID:6VYB)、ヌクレオカプシドリン酸化タンパク質(PDB ID:6VYO)、スパイクタンパク質ACE2(PDB ID:6M17)に加えて、nsp10(PDB ID:6W4H)およびRNA依存性RNAポリメラーゼ(PDB ID:6M71)構造。

さらに、代表的なドッキング複合体は分子動力学シミュレーションを使用して検証され、100 nsでの機構研究がクルクミン複合体とヌクレオカプシドおよびnsp10タンパク質に対して実施され、安定した効率的な結合エネルギーが得られ、複合体のドッキング結合エネルギーと相関しました。

ドッキング研究とシミュレーション研究の両方から、クルクミンはCOVID-19に対する抗ウイルス剤としての可能性があることが示されています。

日本ではコロナ後遺症に対し、イベルメクチンの効能が評価されていますが、海外においては評価が分かれているようです。

カメ爺

AIによるとイベルメクチンより効果があるようじゃ!

カー君

コロナ後遺症の特効薬と言われている、あのイベルメクチンより、効果があるということなの?

AIがそういっているんだから間違いないと思うとるじゃ!

カー君

どんなふうにしたらいいの!

カメ爺

ウコンカプセル【赤陽】とパイナップル芯に多く含まれるブロメラインと組み合わせて摂取すれば、クルクミンによるmRNAの制御で、スパイクタンパクを抑えられと思うとるんじゃ!

カー君

フーン、凄い効果があるんだねェ!

イベルメクチン及びターメリック活性成分クルクミンのコロナ後遺症にたいしてのAIによる解答を以下に記させていただきました。

「コロナウイルス病とイベルメクチン」AIの解答

(2024年8月13日)

イベルメクチンは、もともと寄生虫の治療薬として広く使われている薬です。

COVID-19の治療に対する効果については、さまざまな研究が行われてきましたが、結果は一貫していません。

一部の研究では、イベルメクチンがCOVID-19の治療に有効であると示唆されていますが1、他の研究ではその効果が確認されていないか、エビデンスが不十分であるとされています。

世界保健機関(WHO)やアメリカ食品医薬品局(FDA)は、COVID-19の治療にイベルメクチンを使用することを推奨していません。

もしイベルメクチンの使用を考えている場合は、必ず医師に相談し、信頼できる情報に基づいて判断することが重要です。

「コロナウイルス病とクルクミン」AIの解答

(2024年8月24日)

クルクミンは、ウコンに含まれる成分で、抗ウイルスおよび免疫調節活性があるとされています。

研究によると、クルクミンは新型コロナウイルス(COVID-19)に対していくつかの有益な効果を持つ可能性があります。

1. 抗ウイルス活性: クルクミンは、ウイルスの膜蛋白質と直接相互作用し、ウイルスのエンベロープを破壊することで、SARS-CoV-2を含む多くのエンベロープウイルスに対して抗ウイルス活性を示します。

2. 免疫調節: クルクミンは、NF-κBやインフラマソームなどの経路を標的とすることで、致死的な肺炎や急性呼吸窮迫症候群(ARDS)から保護する効果があります。

3. 安全性: クルクミンは、健康な人や病気の人の両方で安全で忍容性が高いとされています。

これらの特性から、クルクミンはCOVID-19の予防や治療において有望な候補とされていますが、さらなる研究が必要です。

クルクミンの抗ウイルス作用と免疫調節作用:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防療法の事例

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